アナライザー考

ずっとGB4卓についてたRANEのスペクトラムアナライザー。かなり古いし使い方わからないから放置してたけど、今日初めて使用してみた。
使い方つってもミキサーからAUXなりDIR Outputなりで1本引っ張ってくるだけなんだけどね。
とりあえずAUX1から繋いで、声出してみたところ動作するのを確認。30バンド/3レベルタイプ。


動作確認で終わるのも何だし、今日は1年生に音切り教える予定だったから全員の声の周波数ピークを計測することに。
俺の結果はLoh:80~100Hz、Ha!:250Hz、He!:630Hz。他の人が絶対出せない80Hz(近接効果つければ63Hz)を余裕で出せる代わりに、声で出せる限界がせいぜい800Hz。1k~3k15は舌打ち、6k~16kは息で対処するしかなくて、しかも4kはChe!でも滅多に出せない。俺の音切りだと4kがよくハウってる理由がわかりました。
他の人はというと、Loh:500Hz/Ha!:1k/He!:2kって綺麗に1オクターブずつ上がってる人(女子)がいた。これは音切り楽だなあ、2音ずつ上げてけば全周波数チェックできるから。低音は近接効果とミキサーEQで対処させるか。


更に音切り自体でも使用。
流石にハウリング自体を識別できることは滅多にない(しつこく残ってるのならたまに識別できる)けど、自分が今どのあたりの声を出してるのか視覚的に確認しながら弄れるからかなり心強い。
俺らが教えてもらったときよりも数倍早く、しかも数倍品質のいい音切りが出来上がったよ。理想系の「オクターブ階段型」も出たし。
やっぱり音だけじゃわからんからこうやって視覚化するものが大事だね。